2010年10月9日土曜日

企業倒産:道内489件、バブル後で最少に??09年度 /北海道

 民間信用調査会社の東京商工リサーチ道支社が2日発表した09年度の道内企業倒産状況によると、倒産件数は489件で前年度比34?0%減少し、バブル期以来19年ぶりに500件を下回った。負債総額も前年度比36?8%減の1771億1300万円となり、過去10年間で2番目に低い水準にとどまった。同支社は「世界的な景気悪化に対応した政府の金融 aion rmt
緩和策や、補正予算による公共工事発注増などの効果が表れた」と分析している。
 負債額はマンション分譲?建設の「宮川建設」(札幌市)の123億円が最多。ゴルフ場経営「苫小牧緑化開発」(苫小牧市)の112億5600万円、不動産賃貸の「十勝モーターパーク」の105億円が続くが、100億円以上の大型倒産は前年度よりも2件減少した。原因は
販売不振など不況型倒産が343件と全体の約7割を占めた。
 月別に見ると、3月の倒産件数は36件で3月としては過去最少となった。9カ月連続で前年同月の件数を下回ったが、今後の見通しについて、同支社は「10年度の公共事業費が過去最大の下げ幅となり、建設業にどう影響するかが注目される。早ければ夏以降に企業倒産が増加に向かう可能性が
高い」と指摘している。【鈴木勝一】

4月3日朝刊

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引用元:三國志 専門サイト

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